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高円寺に立ち飲み店「二ホレモスタンド」 スパイス風味の「高円寺おでん」名物に

店の外観

店の外観

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 立ち飲み酒場「ニホレモスタンド」(杉並区高円寺南4)が12月23日、オープンした。

スパイス風味の高円寺おでん

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 「酒と人情がうまい店」がテーマの立ち飲み店で、「酒場ニホレモ」(高円寺北2)の系列店。約10人を収用する。

 オープンのきっかけに社長の柴崎洋平さんは「コロナ禍で、コミュニケーション不足による心の不安を1人で抱えている方が多くなっている。飲食店ができることを考えたとき、おいしい食事を提供することで人々の心の不安を解消し、関わる人を笑顔にすることができるのではないかと思った。1人短時間で食べ飲める、そして店主とちょっとコミュニケーションがとれる店となっている」と話す。

 支払いは事前精算でコイン制となる。まず「コイン販売・ご注文・お受け取りカンター」で1セット(10コイン=1,000円)単位で販売するコインを購入する。余ったコインは「ストックコイン」となり、「ストックカード」と引き換えることで、次回来店の際に使える。

 メインで提供するのは、タイだしベースに10種類ほどのスパイスを入れた「高円寺おでん」(600円)。柴崎さんは「系列店の『ニホレモ』はコロナ禍でも飲食店をはじめ商店街の皆さんで団結し、どうにかこの状況を乗り越えてきた。人々の心が温かい高円寺の魅力を微力ながらも全国に伝えたいと思い、金沢おでんや静岡おでんに続く『高円寺おでん』を開発した。高円寺の街と同じく、『癖になるおでん』に仕上げている」と話す。ドリンクは「本気(マジ)レモンサワー」「スパイストマトハイ」(以上、500円)など。

 柴崎さんは「酒とすぐにつまめる料理で『ちょっと良い気分』を手に入れられる店。気軽に立ち寄りいただき、高円寺ならではのコミュニケーションを存分にお楽しみいただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は15時~23時(政府の時短要請に伴い当面は22時閉店)。

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