杉並区が12月1日から、全国のコンビニエンスストアで各種証明書が取得できる「証明書コンビニ交付サービス」を始めた。
全国にあるセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、サンクス(マルチコピー機を設置していない店舗を除く)で、証明書の交付が可能となった同サービス。利用場所や利用時間の拡大を図ることで、区民の利便性を拡充する。
発行できる証明書は、住民票の写し、印鑑登録証明書、住民税証明書(最新年度分)で、交付手数料は窓口に比べ100円安い200円。利用時間は6時30分~23時。
サービスを利用するためには証明書コンビニ交付サービスの利用登録手続きをした住民基本台帳カードが必要で、同カードの交付手数料は10月1日から無料となっており、今後もサービスの利用促進を図っていく予定。
サービス開始と並行して、区では「杉並区区立施設再編整備計画」に基づき窓口を見直し、現在10カ所ある区民事務所・分室、駅前事務所のうち4カ所を年内で廃止する方針という。
廃止予定の窓口は、阿佐谷、高円寺駅前、桜上水北、宮前の4か所。