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スギナミ・ウェブ・ミュージアムで「ひらやすみ」原画展 阿佐ケ谷の釣り堀をCGで再現も

「スギナミ・ウェブミュージアム」で開催中の「ひらやすみ原画展 四季と日常」

「スギナミ・ウェブミュージアム」で開催中の「ひらやすみ原画展 四季と日常」

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 「ひらやすみ原画展 四季と日常」が現在、インターネット上に開設されている仮想美術館「スギナミ・ウェブ・ミュージアム」で開催されている。

CGで再現された「寿々木園」

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 阿佐ケ谷や高円寺を舞台にしたマンガ「ひらやすみ」の原画展。「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中のマンガで、作者の真造圭伍(しんぞうけいご)さんが手描きした原画データ55点を展示する。

 作品の主人公は29歳のフリーター生田ヒロト。仲良くなった近所のおばちゃんから一戸建ての平屋を譲り受けることからストーリーが始まる。マンガには、阿佐ケ谷駅を中心にパールセンターや阿佐谷七夕まつり、中杉通り、高円寺のエトアール通り商店街やルック商店街などを主人公が歩く姿も描かれている。

 ウェブミュージアムでは、マンガでも登場する釣り堀「寿々木園」(阿佐谷南3)をCGで再現した。建物に入ると原画を紹介する仕掛け。屋外の釣り堀エリアには、オリジナルの街歩きマップも展示している。

 真造さんは「『ひらやすみ』はベタやトーン以外は全部自分で描いている。情景が大切なマンガ。デジタルが主流な中で、いまだにカラー含めフルアナログ。ベタやトーンは時間もお金もかかる。マンガを描くのは孤独で時に辛くなかなか完成しない。でも完成して編集さんが写植してくれたゲラを見ると満足した気持ちになる。そんな感じでいつも出来上がる原稿をよかったら見てほしい」と話す。

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