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旧阿佐谷けやき公園プールの変化収めた写真展 荻窪の写真家が電車内から撮影

2014年ごろの阿佐谷けやき公園プール © 中山基司

2014年ごろの阿佐谷けやき公園プール © 中山基司

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 旧阿佐谷けやき公園プール(杉並区阿佐谷1)の風景や解体の様子などを収めた写真を展示する「箱庭のモラトリアム」がOM SYSTEM GALLERY(新宿区)で6月27日、始まった。

閉鎖した後の阿佐谷けやき公園プール © 中山基司

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 荻窪在住の写真家、中山基司さんの作品40点を展示する。中山さんは2014(平成27年)から旧阿佐谷けやき公園プールを総武線や中央線の電車内から撮影してきた。2016(平成28)年の閉園後も、解体の様子や、現在の阿佐谷地域区民センターの建設風景などを撮り続けた。

 中山さんは「車窓から住宅地に突然プールが現れて多くの人で賑わっている様子に目を奪われた。このような画角でプールを見ることは珍しいことでもあり、季節問わず記録をして変化を伝えられたらと思い撮影を始めた」と話し、「夏の光景が好きだったので、プールの閉鎖を知ったときはさみしい気持ちだった。この場所にプールが存在していたこと、いとおしかったあの風景を多くの方に見てほしい」と話す 。

 営業時間は10時~18時(最終日は15時まで)。火曜・水曜定休。7月8日まで。

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