高円寺の庚申通り商店街の「あのたこ焼き 高円寺店」がオープン予定日を過ぎても開店せず、話題を集めている。
店先のシャッターには同店主の直筆で延期をわびる貼り紙が貼られたまま2週間以上がたち、現状を見守る人たちから同店へ励ましの声が寄せられている。
「大阪で作っていた味を再現出来ない為、納得の味が再現出来るまでオープンを延期させて頂きます」(以上、原文ママ)と書かれた張り紙が貼られたのは2月中旬ごろ。同張り紙の掲出が1週間を過ぎた辺りから、地元の住人から「大丈夫なのか」と心配する声が上がり始めた。
3月6日現在、オープン確定日はいまだ確認できておらず、半開きのシャッターから見える店内には開店祝いの花がしおれた状態で鎮座。オープン予定日が大幅に過ぎていることを物語っている。
張り紙の余白には、何者かによる字で「楽しみに待っています」「早くー」といった励ましのメッセージやイラストが書き込まれ、Twitter上では、「意識高いな」とたこ焼きの味に真摯な店主の姿勢を評価する声や、「ハードルを上げすぎだ」といった意見が見られるなど、多くの人が開店を心待ちにしている。