高円寺トランスボックスラッピング実行委員会は12月1日から、JR高円寺駅周辺にある配電用地上機器(トランスボックス)に施すデザインの募集を始めた。
トランスボックスは地上にある箱型の電力供給機器で、電柱に比べ街並みの景観の向上に役立つことから国土交通省でも推進している。しかし、落書きの被害に遭うこともあり、今年2月の調査では高円寺駅周辺にある60基中18基で落書きされていることが分かった。
今年7月には「東京高円寺阿波おどり」にちなんだデザインを3基に施し、多くの人の目を引き地域を活気づける効果や街の美観向上につなげた。
今回募集するデザインのテーマは「東京高円寺阿波おどり」と「高円寺の文化」。企業、団体、個人や年齢、性別を問わず誰でも応募ができる。最優秀賞には賞金20万円を用意し、最大30点までが表彰対象となる。採用されたデザインは、数年間駅周辺の同機器にラッピングされ、道行く人を楽しませる。
募集期間は1月22日まで。詳細は公式ホームページで確認できる。