阿佐ヶ谷の喫茶店「珈琲(コーヒー)雨水(うすい)」(杉並区阿佐谷北1)がオープンして2カ月がたった。
コーヒーと毎日手作りされる日替わりのケーキが楽しめる同店は、隠れ家をイメージした内装が特徴。「雨水」は、太陽暦で季節を24等分した二十四節気の一つで「立春」の次に当たる。オーナーの加藤大七さんは「雪から雨に変わり、春の訪れを感じさせる。気持ちが落ち着くイメージで、店のコンセプトと合った」と店名の由来を話す。
加藤さんは5年間勤めた会社を脱サラし、大手コーヒー店で学んだ後、高円寺の喫茶店「七つ森」で2年間お菓子作りをメーンで担当した。昨年10月に土地勘のあった阿佐ヶ谷での開業を決めた。
恵比寿の自家焙煎(ばいせん)珈琲店「珈琲トラム」の焙煎豆を使用した「ストレート珈琲」(600~)は週替わりで産地を変える。定番のケーキ「ガトーショコラ」「チーズケーキ」(以上450円)、「プリン」(500円)のほか「本日のケーキ」(450円~)としてティラミスなどを用意する。
加藤さんは「のんびり読書をしたり、考え事をしたりとゆっくりできるお店。おいしいケーキとコーヒーで和んでいただけたら」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~22時。水曜定休。