杉並アニメーションミュージアム(杉並区上荻3)で4月20日から、第44回企画展「SHOTARO Square ~石ノ森章太郎について語ろう!」が開催される。
「サイボーグ009」「仮面ライダー」「がんばれロボコン」などの名作を生み出した「『萬画家』石ノ森章太郎」を紹介する同展。作品だけでなく、人物にフィーチャーした内容で展示を行う。
石ノ森章太郎は「ひとりの著者が描いたコミックの出版作品数が世界で最も多い」として2008年、ギネス記録の認定を受ける。「マンガ」を「漫画」でなくあらゆる表現が可能という意味の「萬画」という読み方を提唱したことでも知られる。1998年に60歳で死去した。
「今までになかった切り口で石ノ森氏を紹介する」と同館担当者。石ノ森章太郎と関わりのあった「ゴルゴ13」作者、さいとう・たかをさんや、「あしたのジョー」作者、ちばてつやさんらが、これまで明かされなかった「知られざるエピソード」を語るインタビュー映像も公開する。名シーン・名ぜりふを紹介するほか、サイボーグ009と撮影できるスポットを設け、ゴールデンウイーク期間にはサイボーグ009のぬり絵缶バッジが作れるワークショップも開く。
アニメシアターでは「サイボーグ009」「佐武と市捕物控」「星の子チョビン」を上映。
開館時間は10時~18時。月曜休館(祝日は火曜休館)。入館無料。7月10日まで。