tokyobike shop高円寺店(杉並区高円寺南2)で7月25日、「第3回 本でコンパ『hon-com』(ホンコン)」が開催される。主宰は「本が育てる街」。
ゲスト提案の「お題」に合わせた本1~3冊を持参し参加者やゲストが交流する同イベント。文学書、哲学書、絵本、コミック、雑誌、地図など好きな本を持参できる。
これまで作家の角田光代さんや装丁家の坂川栄治さんがゲストとして登場し話題となった。第3回のゲストはエッセイストの甲斐みのりさん。甲斐さんは旅、手土産、クラシック建築、雑貨や暮らしなどの著書を多数出版している。近著は「地元パン手帳」で、春には杉並区の観光フリーペーパー「物語が生まれた場所」を執筆・監修した。
今回のお題は「偏愛」。甲斐さんは「マッチへの愛が強かったときはマッチラベルだけが収録された写真集を眺めたり。今は『ことり」とタイトルが付く本を見ると即座に買ってしまう。『このジャンルの本ばかり買い集める』でも『この本を偏愛している』でもOK」と述べる。
当日は甲斐さんによるトークの後、ドリンクを片手に5~6人ずつに分かれ、簡単な自己紹介と持参した本について語る時間を設ける。
同プロジェクトの角取さんは「好きなものの話をしているときは、幸せそうな顔をしている人ばかり。今回のお題はちょっと難しそうだが、趣味の本、こだわりを持って集めてる本を持参いただきたい。鉄道ファンの鉄男君なら、鉄道にちなんだ本、イタリア好きなら料理本から地図まで。楽しいイベントなのでご参加いただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は19時~21時。参加費は1,000円(別途ワンドリンクオーダーが必要)。申し込みはメールで受け付ける。