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高円寺で夏の秘密結社「フリーソーメン」-半田そうめんを無料配布

「フリーソーメン」の屋台

「フリーソーメン」の屋台

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 高円寺駅南口の高円寺中央公園(杉並区高円寺南4)で8月24日、夏の秘密結社「フリーソーメン」イベントが行われた。
 同イベントは現在、全国で同時多発的に開催されている、そうめんの無料配布を行うもの。今回は、徳島の名産品のエビを使用しただしに薄く輪切りにしたすだちをトッピングした「半田そうめん」が振る舞われた。
 フリーソーメン公式ホームページによると、「世界を征服するために、暑さと飢えに苦しむ民たちにフリー(無料)でそうめんを差し伸べる」ことを目的とし、今年から全国各地で行われ、多くのメディアで話題になっている。「汝(なんじ)、己の懐を顧みずそうめんを分け与えよ」「見知らぬ人にこそそうめんを分け与えよ」「怒られたら素直に謝る」の3つのおきてを守って、そうめんを提供した日からフリーソーメンの一員になれるという。
 この日は朝9時ごろから参加者が集まり、フリーソーメンが開始された。フリーソーメン総裁の東信伍さんは、「広島で最初に開催され、現在は20カ所以上で開催されている」と話す。群馬県から参加した女性は、「始発でやって来たかいがあった。朝のそうめんはおいしい」と感想を話した。
 当日、高円寺では第58回東京高円寺阿波おどりも開催された。東村山市から参加したそうめん研究家のソーメン二郎さんは、「阿波おどりも半田そうめんも徳島産。高円寺で踊って食べる徳島文化が定着したら面白い」と感想を述べた。今回のフリーソーメンを開催した白滝製麺社長の森岡太悟さんは、「徳島産のエビとすだちを使用した半田そうめんで、徳島と高円寺文化をつなぐパイプにしたい」と意気込みを語った。

フリーソーメンが振る舞われ喜ぶ参加者

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