食べる 見る・遊ぶ 暮らす・働く

阿佐ヶ谷のたい焼き店が「たいやきの開き」 パリッと食感楽しんで

新メニューの「たいやきの開き」

新メニューの「たいやきの開き」

  • 277

  •  

 阿佐谷パールセンターの「たいやき ともえ庵(あん)」(杉並区阿佐谷南1、TEL 03-3361-6387)が10月4日、「たいやきの開き」(350円)の販売を始める。

たいやきの開きを焼くところ

[広告]

 2014年11月に中野駅南口から阿佐ヶ谷に移転オープンした同店。「『かなり面倒な』白玉たいやき」や、斬新なデザインの土産ボックスなど度々話題商品を生み出している。

 「たいやきの開き」は、一度焼き上げたたい焼きを2つに開き、もう一度プレスして焼いたもの。通常のたい焼きより皮の割合が多く、水分が飛んだ状態で、時間がたってもパリッとした食感を楽しむことができるという。

 店長の鷲塚さんは「たい焼きは魚の一種でもあるので、開き干しがマッチする製法」と笑いつつも、「たい焼きの品質を落とさないため、焼いてから20分経過したものは廃棄していたが、やはりもったいないという気持ちがあったので、あえて手間をかけてもう一度プレスして焼くことにした。廃棄に回るたい焼きを優先して材料に使うことで、無駄を減らし新たなおいしさを与えることができる」と開発の理由を語る。

 外見はたい焼きの模様が入ったせんべいのようにも見えるといい、皮好きが喜ぶ商品という。現在、保存が効くことを良点に、袋入りのお土産商品としても開発を進めている。

 鷲塚さんは「薄くてパリパリ、でも餡のおいしさもしっかりと味わえる、これまでどこにもなかった日本で初めてのメニュー。食べる時に口の中の水分が持っていかれることが弱点だが、熱いお茶や意外にも合うと牛乳と取り合わせてほしい。一度ご賞味いただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~20時(餡がなくなり次第終了)。月曜定休。(当面はお試し期間で200円で提供する。)

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース