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荻窪に「原価酒場」 日本酒50種やつまみ、原価で提供

日本酒約50種をそろえる「原価酒場 かたりば」

日本酒約50種をそろえる「原価酒場 かたりば」

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 荻窪に11月21日、「原価酒場 かたりば」(杉並区上荻1)がオープンした。

人気だという「獺祭純米大吟醸23」も原価で提供する

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 「おいしい良い日本酒が手軽に飲めるお店」をコンセプトにした同店は1時間1,000円の入場料を払い、原価で飲食が楽しめる「原価バー」。座席はテーブル14席、カウンター5席の19席を用意する。

 店主の長久さんは「もともと日本酒が好きで、前職で日本酒を多く取りそろえているお店で働いていた。原価バーと日本酒を掛け合わせるビジネスモデルをつくりたいと思った。中央線沿線は日本酒の人気が高いエリアと認識していて、駅の利用者数も多い『荻窪』にオープンを決めた。ビルの6階ということでまだ認知度は低いが、コンセプトバーなのでネットで調べて来店される方が多くいらしている」と話す。

 日本酒は約50種をそろえ、雪冷え(5度)から飛び切り燗(かん、55度)と好みの温度やそれぞれの日本酒に合った温度帯で提供する。人気は他店であれば2,000円するという「獺祭純米大吟醸23」一合(1,000円)。フードは「イカの塩辛」(60円)、「カツオの酒盗」(150円)、「枝豆」(90円)。

 12日からは「山形祭り」を開催し、7種の山形の地酒を原価割れで提供。「酒蔵さんを呼んで日本酒利き酒会なども今後開催していきたい」とも。

 長久さんは「日本酒が苦手なお客さんから『ここの日本酒はおいしく飲める』という声もいただいている。日本酒初心者の人も安心して来店いただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は16時~翌2時。日曜・祝日定休。「山形祭り」は15日まで。

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