「とびだせ青春 学校 古本市」が3月16日、ブックカフェ「kuutamo(クータモ)」(杉並区高円寺北2、TEL 080-9972-9372)で開かれる。
2019年9月に約2年半営業した練馬区から移転オープンした同店は、本や雑貨の販売、読書会などのイベントも開催している。店名はフィンランド語で「月明かり」を意味し、「ホッとして心が元気になれる、居心地の良い空間」を目指すという。
イベントでは、読者会の参加者や同店でイベント出店をしてきた作家らが「学校」をテーマに雑貨や古本を持ち寄る。オーナーの古谷佳子さんは「出店者の一人『甲斐古堂(かいふるどう)』の購買部をテーマにした学習雑誌、レトロな文房具がイベントの目玉」と話す。出店者は学校をイメージした服装で参加する予定という。
同日は「座・高円寺」エントランスで開催する「座の市」に出店し、コーヒーなども用意する。
古谷さんは「実家はかつて高円寺で本屋を営んでいた。芝居を見るのが好きで、座・高円寺の近くの物件に出合うことができ、今回は『座の市』と店内イベントが連携できることで、お店を知ってもらうきっかけになれば」と話し、今後については「蔵書量の増加、ZINEの取り扱いも増やし、個人作家の方の背中を押す場所にしていければ」と意欲を見せる。
開催時間は11時~16時。座・高円寺出店のため店舗での飲食販売はしない。