ボランティア育成のための「アートサポーター講座」が5月26日から、杉並区役所分庁舎(杉並区成田東4)で開かれる。
すぎなみ地域大学が主催し、杉並区の文化芸術を支えるボランティア育成講座を5回にわたって開催する。第1回(5月26日10時30分~12時)の講師には、杉並区の文化の発信拠点「座・高円寺」の芸術監督・佐藤信さんを迎え、地域におけるアートイベントの役割や意味などについて話す。
3回目の実習では、杉並公会堂での日本フィルハーモニー交響楽団の公開リハーサルや杉並公会堂のバックヤードのツアー、杉並アニメーションミュージアムの施設見学やアニメの制作ワークショップを体験できる内容などを選択式で選び、実際の杉並区の文化芸術の「現場」を肌で感じることができるという。
計5回の講座を通じて、杉並区の文化・芸術を支えるボランティアとして活動していくために、必要な知識や心構えを身に付ける。料金は2,000円。参加は抽選で、締め切りは5月6日。
担当者は「杉並区の文化芸術の取り組みを、より身近に知ってもらいながら、実際にその取り組みに関わっていただけるきっかけになる講座。区内在住・在勤・在学の方が対象。アートについて楽しく学んで、杉並の文化イベントを一緒に盛り上げていきましょう」と呼び掛ける。