「親子でたのしむ狂言の会 番外編」が6月29日、7月6日の2日間、高円寺北区民集会所2階 和室(杉並区高円寺北3)で開催される。
能楽狂言方和泉流で野村又三郎門下の奥津健太郎さんが「大人も子どもも狂言を楽しんでほしい」と、2011(平成23)年に始めた活動で、狂言を通じて発声や動きを体験することで集中力を向上させ、礼儀作法を学ぶことができるという。奥津さんは毎月、広尾の東江寺でのワークショップや、年に1~2回、渋谷のセルリアンタワー能楽堂で狂言の鑑賞教室を開催している。高円寺で出張ワークショップを開くのは初めて。
奥津健太郎さんのほか、奥津健太郎さんの長男で、幼い頃から多くの舞台を経験している、現在高校1年生の奥津健一郎さんも参加する。
主催するおやこのテラコヤの狩野さんは「奥津健太郎先生は狂言の普及に熱心で、未就学児や小学生を対象としたワークショップを毎月開催しているほか、全国各地の小中学校を飛び回り授業を行っている。とても分かりやすく、親しみやすい内容で『能や狂言なんて見たこともない』という人にも気軽に楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は、両日共に10時~11時30分。対象は小学生とその家族。子どものみの参加も可。参加無料。要予約(先着順)。申し込みはおやこのテラコヤ、狩野さん(主催者、terakoya.mabashi@outlook.jp)まで。6月29日は満員。