東京商工会議所杉並支部青年部が現在、「杉並区内京王井の頭線6駅キャラクターデザインコンテスト」を開催している。
「杉並区内京王井の頭線6駅キャラクターデザインコンテスト」フライヤー
杉並区内のにぎわい創出を目的に、京王井の頭線の6駅(永福町駅、西永福駅、浜田山駅、高井戸駅、富士見ヶ丘駅、久我山駅)のキャラクターデザイン案と各キャラクターの名前を募集する。
杉並区には約130社のアニメ制作会社が集積しており、観光資源の創出を目的に、同区ではアニメを切り口としたさまざまな事業を展開している。アニメという地域特性を生かして、東京2020大会後の観光の軸になり、地域のにぎわいと商機をもたらす観光資源を開発するべく、「夢の力プロジェクト」というワーキンググループが中心となって現在活動を行っている。
同コンテストは東京2020大会の際に、イタリアのビーチバレーチームが事前キャンプ地として利用する永福体育館を中心とした京王井の頭線沿線エリアの地域振興を目的に、今回初めて行う。杉並区内の産業団体青年部が事業協力するほか、女子美術大学にもPR協力に参画する。
発表は11月下旬を予定しており、決定したキャラクターは井の頭沿線地域の地域振興のために使われる。
企画担当者は「今回募集するキャラクターデザインは、最終的にプロのイラストレーターによりテイストを統一するため、絵のうまい下手は関係なく、デジタルでの応募でも、アナログの手書きでの応募でも大丈夫。子どもからプロの方までどなたでも参加できるので奮って参加してほしい」と呼び掛ける。
各駅1点ずつキャラクターを決定し、採用者には賞金3万円を進呈する。
応募締め切りは9月16日。