リディファインダイニング(渋谷区)が5月23日、デリバリー限定の「高級フレンチトースト専門店 どんだけ自己中」(杉並区上萩1)を同社が経営する居酒屋「丸鶏自家解体 とり吉」内にオープンした。フレンチトーストには、同社が経営する「高級食パン専門店 どんだけ自己中」」(荻窪4)の食パンを使う。
フレンチトーストの材料となる食パンは厚さ4~5センチにカットし、専用のアパレイユ(フレンチトースト用の液)に12時間漬け込む。バターとサラダ油を1:1の割合で配合し、弱火で10分かけて両面を焼き上げる。同社広報担当者は「非常に柔らかい食パンなので、薄いとその特長がなかなか伝わらない。厚くカットすることで、パン本来のうま味と香りを楽しめる。一般的なフレンチトーストの1.5倍の牛乳を使って漬け込み、弱火でじっくり焼き上げることで、ブリュレのような食感と生カステラのような状態が生まれる」と話す。
メニューは「高級フレンチトースト メープルシロップ」(1,200円)、「高級フレンチトースト シナモンメープル」(1,250円)、「高級フレンチトースト チョコバナナ」(1,450円)、「高級フレンチトースト いちごチョコレート」(1,450円)など。
同社では「全国緊急事態宣言が解除されたが、来店客数が以前の水準まで戻るにはまだ時間がかかる。そうした中、デリバリー・テークアウトの需要は今後も高まる」と予想し、居酒屋業態の立地を生かした新業態を立ち上げた。今後は他社店舗でのブランド展開や、新たなデリバリー・テークアウト専門業態の開発も進めていく予定という。
営業時間は11時30分~21時(無くなり次第終了)。