展示イベント「りすカフェ」が「高円寺ぽたかふぇ」(杉並区高円寺北3、TEL 03-5373-8099)で11月13日から開催されている。
イラストレーターでシマリスアーティストの福士悦子さんとお菓子作家の「Le Carrosse d’or(ル・キャロッス・ドール)」の尾野田香織さんが2008年(平成20年)に始めたイベント今回で10回目。リスのアート作品や雑貨の展示販売、リスをモチーフにしたコラボメニューを提供する。同カフェでは9回目の開催となる。
開催のきっかけに福士さんは「シマリスを飼ったことをきっかけに、2003年にリスがトレードマークの雑貨ブランドを個人で始めた。その後、ル・キャロッス・ドールさんとの2人展で最初の『りすカフェ』を神保町のカフェギャラリーで開いた。一度だけの予定が、反響が大きく『また開催してほしい』との声があがった。神保町の店は業態変更などがあり開催できなくなり、『ぽたかふぇ。』からお声掛けいただいて、ゲスト作家を呼ぶかたちで2回目を開催した。リスに特化したイベントは当時めずらしく好評で話題にしてもらい、それから毎年開催している」と話す。
展示は、福士さん、尾野田さんのほか、イラストレーターやアクセサリー作家など21人が参加する。コラボメニューはリスの顔がモチーフとなっている「りすカレー」(1,100円)、「りすラテ」(680円、アイス750円)。
福士さんは「今までは日本全国から、年に一度リス好きが集まる場となっていた。今年は遠方の方から、来店できず残念と、メッセージが寄せられている。席を減らし、電話予約、2時間制など工夫して、安全に配慮し開催している。リス好きな方はもちろん、今まで着目したことはなかった方にも、リスの魅力が伝わるイベントなので、来店いただければ」と呼び掛ける。
営業時間は12時~ラストオーダー18時、水曜・木曜定休。12月1日まで。