高円寺純情商店街で4月23日から、「春のびっくり市」が開催される。
「毎日どこかでお得なセール!」と題し、加盟店で特典を受けることができる3日間。タイムセールには40店が参加する。
専務理事の吉田善博さんは「加盟店に募集を呼び掛けたところ、2019年と比較すると約2倍の応募があった(2020年は中止)。コロナ禍で売り上げが伸び悩んでいることが予想される。商店街ではこのコロナ禍で200店舗中1割近い店舗が閉店し、新店舗になっている。加盟店ではコロナ禍での感染防止対策を講じており、来街者もマスク着用など感染防止に協力いただいている。ウィズコロナでの商店街の買い物を来街者・店舗が理解し合うことが大切と考えている」と話す。
参加店は「dapaidang(ダパイダン)105」「焼肉ライク」「おかしのまちおか」「AOKI」「文明堂壹番舘(いちばんかん)」(以上、杉並区高円寺北3)、「Ash」「山形県飯豊町アンテナショップIIDE」(以上、高円寺北2)ほか、飲食店、物販店、美容室などジャンルもさまざま。25日は加盟店で合計1,000円以上の購入で、花鉢の贈答も用意。近隣にポスティングするチラシの表にはセール情報と感染防止対策の呼び掛けを、裏面は現在の商店街の地図を載せた。
吉田さんは「このような状況下での開催についてはいろいろな意見を頂いている。現状飲食店には協力金が出ているが物販店やその他サービス業はもらえていない。商店街の補助制度もない。加盟店から頂いている会費を店のために還元するべく、商店街独自の判断で開催を決めた。地域住民の方と商店街での新しい生活様式を考えるきっかけになれば」と呼び掛ける。
今月25日まで。花鉢は先着500個、感染防止対策を行い「まちの駅」前で引き換える。