東京高円寺阿波おどり振興協会が6月30日、新型コロナウイルス感染症拡大の状況を踏まえ、8月に開催予定だった「東京高円寺阿波おどり」の屋外開催の中止を発表した。
東京高円寺阿波おどりは、毎年2日間で延べ150以上の連(グループ)と延べ1万人以上の踊り手たちが参加。100万人以上の観客が見守る中で踊りを披露する。1957(昭和32)年から歴史があり、昨年は全面中止となったが、今年は「座・高円寺」(杉並区高円寺北2)で、8月28日・29日、9月25日・26日の4日間、屋内公演形式での事業を予定していることもウェブサイトを通じ発表した。
実施に当たり、国や東京都、杉並区が示す対処方針や「劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(公益社団法人全国公立文化施設協会策定)」などに基づき、主催者策定の感染症防止マニュアルに沿った運用を徹底するといい、公演内容や出演団体の編成等は直前まで流動的であることも想定される。公演チケットの情報や関連情報は、7月下旬に公式サイトでの発表を予定するという。