10月23日・24日に開催を予定していた「阿佐谷ジャズストリート」の中止が9月1日、阿佐谷ジャズストリートのホームページで発表された。
「阿佐谷のまちをジャズで明るく楽しいまちに」をメインテーマに1995(平成7)年から毎年10月末に開催するイベント。JR阿佐ケ谷駅を中心に、街中がジャズの演奏会場となる。昨年は会場や席数を減らし、ユーチューブで生配信するなど新型コロナ対策を講じながら実行したが、今年はコロナ感染状況と医療ひっ迫の現状を踏まえ、中止を決定した。
ホームページで発表したメッセージで実行委員会は「昨年実施した経験をふまえ、コロナ感染対策を講じたジャズストリート開催に向けて取り組んでまいりましたが、現況の中では、安全安心の公演に向けた準備が難しく地域の皆さまの理解の下での実施が困難と考え、今回の判断といたしました。スケジュールを空けて準備をされてきたミュージシャン、会場関係者、音響関係者の皆様そしてジャズファンの皆様に心からお詫び申し上げます」(原文ママ)と記載した。
ホームページでは「企画内容を見てほしい」と、完成していたチラシのデザインを公開している。
8月に募集したTシャツデザインでは2作品が選ばれ、Tシャツとトートバッグをすでに商品化。パールセンター内の洋品店「めぐみや」(杉並区阿佐谷南1)などで販売している。