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杉並の神社や寺で「テラヨガ」 区内在住の講師「地域の人たちの健康促進につながれば」

馬橋稲荷神社でポーズを取る新野見博子さん

馬橋稲荷神社でポーズを取る新野見博子さん

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 NPO法人VYS YOGI主催の「テラヨガ」が9月から馬橋稲荷神社(杉並区阿佐谷南2)で、10月から慈宏寺(宮前3)で始まった。

「テラヨガ」のイメージ

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 「人と場所がつながる」「人と人がつながる」「自分自身とつながる」をテーマに、全国の寺や神社でヨガの講座を開く「VYS YOGI」。区内では、杉並在住の新野見博子さん、 林田寛子さんが講師となり、地域の人たちの健康促進を担う目的で実施している。

 新野見さんは「簡単に世界中とつながることができるけれど、うれしいことも悩んでいることも、持ち寄る場所があった方が良い。地域の神聖な場所であるお寺や神社に集い、ヨガを通して不安と孤独の中にいる人たちに希望を届けたい。そんな思いで『テラヨガ』の活動が始まった。ヨガ発祥の地、インドでは『アシュラム』と呼ばれる、日本でいう寺や神社に当たる場所でヨガを学ぶので、最適な場所であると思っている」と話す。

 馬橋稲荷神社では「参集殿 2階」で、慈宏寺では「祖師堂」でそれぞれ開かれる。1回から参加ができ、20~80代と幅広い世代が集う。参加者は「身近な場所なのに日常から離れた空間が新鮮」「お寺や神社だと、いつもより深い呼吸でリラックスができる」と感想を話す。

 新野見さんは「男女問わずシニアやキッズの参加も歓迎。ヨガスタジオはハードルが高く行ったことがない人も、気軽に参加いただければ」と呼び掛ける。「地元に根付く講師たちが、草の根でお寺や神社に声掛けをしてきたことで、テラヨガに賛同してくれる場所が全国に増えている。どこに行ってもテラヨガが受けられる規模にしていけたら」とも。

 開催時間は、馬橋稲荷神社=月曜15時~16時、慈宏寺=隔週月曜10時~11時、料金は1回2,000円、5回券9,000円。

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