高円寺の17飲食店で「飯豊町旬菜×高円寺ハーヴェスト『飯豊町 復興応援 とうもろこし祭』」が8月20日から開かれる。
山形県飯豊(いいで)町で生産するとうもこしを使った創作料理を、さまざまな飲食店が提供するイベント。飯豊町の野菜を使うイベントは、5月の「アスパラ祭り」に続く2回目の開催となる。
高円寺にアンテナショップがある飯豊町は、8月上旬に発生した豪雨により、橋の崩落、道路の沈没、田畑の水没などの被害を受け、現在も復旧活動が続いている。イベントでは、提供メニューの売り上げの一部を「応援金」として飯豊町に寄付するという。
参加店の「アンドビール」(杉並区高円寺北4)では、併設する醸造所で、とうもろこしを使ったビールの製造を予定する。「アンテナショップIIDE」(高円寺北2)では、とうもろこしの直売や、寄付につながるグッズの販売なども行う。
IIDEの担当者は「高円寺の飲食店スタッフと飯豊町の生産者が交流を行ったことがきっかけで春から開催しているイベント。町が豪雨災害に見舞われ、『何かできることがあれば協力したい』言ってくれる飲食店が多数あり、今回は応援イベントも兼ねての実施が決まった。各店でとうもろこし料理を食べて、飯豊町を応援いただければ」と呼びかける。
各店とうもろこしが無くなり次第終了。