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杉並区、10月に区制施行90周年 記念式典で阿波踊りや浪曲

「東京高円寺阿波おどり」連協会所属連のパフォーマンス

「東京高円寺阿波おどり」連協会所属連のパフォーマンス

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 杉並公会堂(杉並区上荻1)で「区制施行90周年記念式典」が10月1日、開催された。

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 1932(昭和7)年に、旧杉並町、旧和田堀町、旧井荻町、旧高井戸町が合併し、誕生した杉並区。今年10月に90周年を迎えた。

 式典では、90周年の歴史の中で象徴的な「5つのストーリー」に関連した演目や動画上映が行われた。

 第1部では、区政や地域の発展に貢献した199人、29団体に感謝状を贈呈。代表者5人が岸本聡子区長から表彰を受けた。

 第2部は、日本フィルハーモニー交響楽団弦楽アンサンブルが、90周年記念曲交響詩「鼓吹(こすい)の桜」を演奏。杉並区の歴史を振り返る動画、「3.11 自治体スクラム支援等の活動」「原水爆禁止署名運動」「東京ごみ戦争」も上映された。

 浪曲師・玉川太福さんは、約100年前の杉並で功績を残した旧井荻村村長、内田秀五郎氏の半生を描いた浪曲「内田秀五郎一代記」を口演。

 最後は「東京高円寺阿波おどり」連協会所属連から65人が演舞を披露し、大きな拍手に包まれて式典は幕を閉じた。

 区制施行90周年記念事業は、10月13日~16日に東京高円寺阿波おどり演劇「高円寺が踊る」、同15日に「東京ごみ戦争」記念講演、11月20日に「第36回杉並郷土芸能大会」などを予定する。

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