「第16回 高円寺フェス2022」が10月29日・30日、高円寺の商店や駅前広場、公園などで開催される。
「秋の大文化祭」をテーマに、さまざまな企画を同時に展開する複合型イベントで、高円寺四大祭りの一つ。2020年、2021年は、新型コロナウイルス感染症拡大の状況を踏まえ、駅前プロレスなど、入場規制の難しい会場で開かれるイベントを中止していたが、今年は規模をコロナ前に戻して開催する。
高円寺フェス実行委員会が2020年4月に立ち上げたポタールサイト「高円寺百貨店」に掲載する、幅広いジャンルの330店から、今年は約220店が参加店となった。各店で独自イベントが開催されるほか、デジタルスタンプラリーの参加店にもなる。
屋外イベントでは、高円寺駅前北口広場(杉並区高円寺北2)で、プロレスやアイドル、バンドのライブパフォーマンス、高円寺中央公園(高円寺南4)では、カレーイベント「カレーなる戦い」を開く。デジタルスタンプラリーはアプリ「ココアル」をダウンロードし、アプリ内でスタンプをためていく。ポイントがたまると福引に挑戦ができ、景品には商品券や参加店が協賛した商品などを用意する。そのほか、一般公募の出演者がライブハウスやミュージックバーでライブやDJを行う「#ぐるミュー」、オリジナルリユースカップでドリンクを楽しむ「ぐるカップ」、親子ワークショップ、手作り作家が集結する「青空個展 てづくり市」なども予定。商店街では阿波踊りや、サンバチーム「ウニアン・ドス・アマドーリス」のパレードも行う。
実行委員長の佐久間ヒロコさんは「名物の駅前プロレスが3年ぶりに復活!この2年間は新型コロナウイルスに悩まされたが『忘れられたくない』『高円寺のお店を応援したい』と、中止することなく続けてきた。今年は待ちに待った、ほぼ例年通りの開催。参加店や出演アーティストからも期待感をひしひしと感じている。高円寺の街を楽しみ尽くしてほしい」と話し、「ボランティア募集もまだまだしている。一緒にイベントを盛り上げてもらえたら」とも。
開催時間は、イベント会場により異なる。