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書き損じはがきでネパールに学校を-大使が杉並区役所訪問

杉並区役所を訪れたネパール大使と区長ら

杉並区役所を訪れたネパール大使と区長ら

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 杉並区役所で12月24日、認定NGO法人「チャイルド・ファンド・ジャパン」(杉並区善福寺2、TEL03-3399-8123)が主催する「杉並区民の手でネパールに学校を!」キャンペーンの展示会が開かれ、ネパール大使が訪れた。

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 同キャンペーンは書き損じはがきを集めてネパールに学校を建設しようとするもので、過去4回で4つの校舎建設を支援することができたという。その感謝の意を表すため、ネパール大使が区役所を訪問。展示会を視察後、区長と懇談した。

 同NGOは、1975(昭和50)年からアジアを中心に貧困の中で暮らす子どもの健やかな成長、家族と地域の自立を目指した活動をしており、2010年にはネパールでも活動を開始。教室が不足している状況や、老朽化によりいつ崩れるか分からないような教室があることを目の当たりにし、学校を作るための支援を行うことを決定し、杉並区にも協力を呼び掛けたという。

 杉並区には世界初の在外ネパール人学校「エベレスト・インターナショナルスクール・ジャパン」もあり、区は子どもたちの国際交流の良いきっかけになればと快諾。区内の全ての小中学校に書き損じハガキの回収ボックスを置いて協力した。

 ネパールのマダン・クマール・バッタライ大使は「杉並区の子どもたちが大きく関わってくれたこのキャンペーンのおかげで、ネパールに校舎を造ることができ本当に感謝している。今後も杉並区とネパールのさらに深い交流につながれば」と話した。

 同キャンペーンでは現在、未使用の年賀状、官製ハガキ、切手を集めている。2月28日まで。

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