高円寺学園 大アリーナ(杉並区高円寺北1)で12月17日、「すぎなみ教育シンポジウム みんなで話そう!考えよう!わくわくする学びの場づくり」が開かれる。主催は杉並区教育委員会。
杉並区制施行90周年記念事業の一環で開催する講演で、杉並区の教育に関心がある小学生から高齢者までを集め、「子どもも大人も身近な所に楽しく学べる場創り」について、新渡戸文化学園(中野区)の取り組みなどを手がかりに話し合い、杉並区の教育について考える。
第1部では、ワークショップ型会議など、イベントのプログラムデザインを行う「合同会社Active Learners(アクティブ・ラーニング)」の山ノ内凛太郎さんと米元洋次さんがファシリテーターとなり、新渡戸文化学園理事長の平岩国泰さん、杉並第十小学校元校長の山口京子さん、杉並区社会教育委員の荻上健太郎さんから、活動の実践内容や課題などを聞く。
第2部のグループワークでは、ゲストと参加者でアイデアを出し合う。
「教員関係者のほか、学校に通う子どもとその保護者、地域の人など、多様な区民が一堂に会して、アイディアや思いを重ねられたら」と杉並区教育委員会事務局学校支援課の峯岸しおりさん。同課の和久井智恵係長は「シンポジウムをきっかけに、全ての人が『わくわくする学びの場』が、身近な学校や地域で具体化して広がれば。幅広い世代に参加してもらいたい」と話す。
開催時間は13時30分~16時30分。定員は100人。オンライン参加(ユーチューブ、ズーム)もできる。定員は200人。参加申し込みは12月12日まで。