西荻窪に半田そうめん専門店「西荻窪阿波や壱兆本店」(杉並区西荻北3)が、東中野から移転オープンして2カ月がたった。
阿波半田(徳島県)の名産品「半田手延べそうめん」の専門店で、2009(平成21)年に東中野にオープンし、アレンジそうめんや徳島料理を提供していたが、コロナ禍の2020年に一時閉店。今年2月14日、西荻窪で再オープンした。
西荻窪にオープンした理由について、店主の田中嘉織さんは「幼い頃から食べていた母の味を、故郷徳島への思いを、もう一度多くの方に届けたく、27年前に住んでいてなじみのあった西荻窪で再出発となった」と話し、「西荻窪の街の雰囲気が好きで、阿波や壱兆らしく営業できる場所に出合えた」とも。
田中さんのお薦めは数日おきに変わる「気まぐれそうめん」で、「金時豚の煮込みバーグ温めん味玉付き」(1,380円)、「彩り野菜と合鴨(あいがも)ロースのそうめん」(1,280円)。
「半田そうめんを飽きずに一年中食べてもらえるよう、オリジナルレシピは350以上ある。バラエティーに富んだアレンジそうめんをお楽しみいただければ」と来店を呼びかける。
営業時間は、11時30分~15時30分、17時~22時30分(土曜・日曜・祝日は通し営業)。月曜定休。