高円寺に居酒屋「高円寺 動悸(ときめき)」(杉並区高円寺北2、TEL 03-5327-8911)が8月13日、オープンした。
「食べると勝手に整う居酒屋」がコンセプトの懐石居酒屋で、分子栄養学に基づき「血糖値が上がりにくい」などの効果が期待できるメニューを提供する。運営は「フードクルーズファクトリー」(台東区)、プロデュースは「M&Co」(福岡県)の森智範さんが手がける。店舗面積は88平方メートル。古民家風の店内に、44席を用意する。
高円寺にオープンした経緯について「フードクルーズファクトリー」の広報担当者は「当社で高円寺マシタにある『ディプント高円寺店』を運営していることもあり、以前より街の魅力を感じていた」と話し、「プロデュースの森さんが体調を崩した時、分子栄養学と出合い、現代の日本人が糖質過多であることを感じたといい、健康食はおいしくないというイメージを払拭する、おいしさと健康を両立したメニューを提供する店を一緒に作って行こうと決めた」と話す。
魚や野菜を、いろり端で串焼きにする「原始焼き」や、ミシュラン和食店で経験を積んだ料理人が手がける季節のおばんざいなどを提供。担当者のお薦めは「原始焼き のどぐろ 長崎」(時価)、「名物!とうもろこしのムースと生雲丹(うに)」(418円)、「名物!鯛(たい)茶漬け」(990円)。
広報担当者は「オープンキッチンを囲む大きなカウンターからはいろり端で調理するライブ感を楽しんでもらえる。ゆっくり過ごせる個室やテーブル席もあり、お一人からファミリー、会食などさまざまなシーンで利用いただければ」と呼びかける。
営業時間は17時~24時。月曜定休。9月中旬からはランチ営業予定。