「第17回 高円寺フェス2023」が10月28日・29日、高円寺の商店や駅前広場、公園などで開催される。
「秋の大文化祭」をテーマに、さまざまな企画を同時に展開する複合型イベントで、高円寺四大祭りの一つ。コロナ禍で規模を縮小していた、大道芸などのストリートパフォーマンス会場も増えるという。
高円寺フェス実行委員会が2020年4月に立ち上げたポータールサイト「高円寺百貨店」に掲載する幅広いジャンルの390店から、今年は約250店が参加。各店で独自イベントやデジタルスタンプラリーへの参加、飲み歩きイベント「ぐるカップ」などを行う。
高円寺駅前北口広場(杉並区高円寺北2)ではプロレスやアイドル、バンドのライブパフォーマンス、高円寺中央公園(高円寺南4)ではカレーイベント「カレーなる戦い」、今年3月にオープンした「高円寺マシタ」(高円寺南3)ではポールダンスやジャグリングなどのパフォーマンスを展開する。
デジタルスタンプラリーはアプリ「ココアル」をダウンロードし、アプリ内でスタンプをためると福引に参加でき、景品には商品券や参加店が協賛した商品などを用意する。
座・高円寺2(高円寺北2)では、高円寺連協会所属連の阿波踊りの舞台「秋に舞う!高円寺フェス阿波おどり」、みうらじゅんさんや大槻ケンヂさんのトークイベントも例年通りに開く。
実行委員長の佐久間ヒロコさんは「今から17年前に76店舗の店から始まった高円寺フェス。実行委員5人は全員地元以外の出身だったこともあり、地元の重鎮たちの対応は冷ややかなものだったが、今では街を挙げて応援してもらうまでになった。その証しに、各商店街での同時開催イベントや、座・高円寺では『高円寺阿波おどり』を代表するエキスパート連による公演も実現している。持続することに信念を持ち続け休むことなく開催してこられたのも、高円寺という街だからこそ。今年も多くの方に楽しんでもらえれば」と呼びかける。