タイ料理酒場「メコン東京」(杉並区高円寺南3)が3月3日、高円寺エトアール通り商店街にオープンした。
タイ料理をベースにした創作料理を提供する同店は、昭島市にある「MEKONG」の姉妹店。屋号の「メコン」は、店主のアリさんがラオス人で、出生地はタイであることから、両国に隣接している「メコン川」に由来。「メコン川のように長く営業を続けたい」との願いも込めた。席数は、カウンター=6席、テーブル席=14席。
高円寺にオープンした経緯について、アリさんは「タイで生まれ2歳から日本に住んでいる。高円寺は雑多な雰囲気で、多国籍料理も受け入れられるイメージ。日本の料理学校やレストランで学んだ経験から、日本の食材や味を取り入れた創作タイ料理を楽しんでもらいたい」と話す。
アリさんが薦めるのは、オリジナルソースに2日間漬け込んだ鶏を、スチームコンベクションオーブンで焼いた後、炭火で仕上げた丸焼き「ガイヤーン」(3,278円)。ランチでは、セルフでグリーンカレー食べ放題を用意する。ドリンクは、ラオスビールや、ナチュールワイン、タイティーハイなど。
「料理も酒も合わせて楽しんでほしい。メコンが生活拠点の一部や、居場所と感じてもらえるような店にしたく、お客様とのコミュニケーションも大切にしていきたい」と意気込む。
営業時間は17時~24時(土曜・日曜・祝日は12時~)。休業日は、SNSで告知する。