杉並区は、グリーンスローモビリティの実証運行を、荻窪駅南側地域で5月27日に始めた。
杉並区が導入を進めているグリーンスローモビリティは、時速20キロ未満で公道を走ることができる電動車を活用した新たな移動サービス。今年12月にリニューアルオープンする荻外荘公園の開園に向けて、2021年度から事業に取り組んでいる。
停留所は4カ所で、荻窪駅西口、大田黒公園、荻外荘公園、桃井第二小学校を巡回する。1周約22分。運行車両は5人乗りと7人乗りを用意する。今後、運行中の車両の現在位置をスマートフォンなどで確認できるバスロケーションシステムを導入する予定という。
運行時間は9時30分~17時。運賃は1乗車100円(未就学児無料)。現金と交通系ICカードに対応する。実証運行は8月31日まで。荒天時運転見合わせの場合あり。