「シェア畑 杉並井草」(杉並区井草3)が6月1日、リニューアルオープンした。
「シェア畑」は、農具や種・苗、肥料などが農園に用意されていて、手ぶらで野菜作りが始められる畑のレンタルサービス。「アグリメディア」(目黒区)が企画・運営し、全国137カ所で展開する。杉並井草の畑の施設面積は約1870平方メートル。
2019(平成31)年2月から営業していたが、リブランディングプロジェクトの第1号農園として、エントランス周りを整備。季節の花やハーブを植え、農園の目印となるロゴ看板を設置。ビニールハウスは枕木で囲いナチュラルな印象にした。そのほか、SDGsと農育をテーマに、コンポストの仕組みを設営するイラストボードや子ども向けの野原広場を設置し、自然と触れ合いながら農と食を学べる仕掛けにした。
スタッフの高橋寿之さんは「これまで、ただの畑だったイメージから、少しおしゃれに、公園のように立ち寄れるイメージにリブランディングした」と話し、「今の時期からでもすぐに始められるように、すでに野菜が植え付けられている区画も用意している。スタッフ在園時は見学も承っているので、気軽に立ち寄って」と呼びかける。
レンタル料金(月額)は、3平方メートル=7,900円、4.8平方メートル=同1万900円。別途入会金1万1,000円がかかる。