5月に閉店した阿佐ケ谷の和菓子店「うさぎや」の包装資材を活用したメモ帳を作るワークショップが8月22日、杉並区役所(杉並区阿佐谷南1)で開かれる。
どらやきパッケージ入りのカラフルタワシ(写真提供=NPO法人TFF)
区民にアートを身近に感じてほしいと、杉並区(文化・交流課)とNPO法人TFFが共同で運営する「すぎなみ戦略的アートプロジェクト」が、年8回開いている「アート・ファン・ミーティング」の一環。開催の経緯について、同NPOの手塚佳代子さんは「阿佐ケ谷の誇りだった『うさぎや』が閉店したさみしさを感じている人も多いはず。資材を活用することで、クスッと思い出してくれる人がいれば」と話す。
ワークショップでは、のし紙を使い天ノリメモ帳を作る。のりの乾燥中に、アート関係情報のレポートや、ディスカッションを行う。当日は抽選で15人に、どらやきパッケージ入りのカラフルタワシを進呈する。
手塚さんは「資材は駅近くの店が独自にアレンジしたり小学校が使うなどして活用されている。10月に開催の『防災・減災まちづくり2024』でもクイズ景品などにも使う。多くの人にうさぎやの思い出を手に取ってもらえれば」と呼びかける。
ワークショップの開催時間は18時30分~20時(完成次第、退出可)。定員30人(申込制)。