「第九回 阿佐谷薪能」が5月9日、阿佐ヶ谷神明宮(杉並区阿佐谷北1)能楽殿で開催される。主催は「あさがや能・狂言の会」。
会場となる同神社の能楽殿は、境内に常設された屋外能舞台。かがり火がともる中で能や狂言を上演する「薪能」形式で行われ、夜の神域ならではの静けさや臨場感の中で古典芸能を楽しめる。
出演は、重要無形文化財保持者(人間国宝)で杉並区名誉区民の狂言師、山本東次郎さん(狂言方大蔵流)。演目は狂言「素袍落(すおうおとし)」と能「自然居士(じねんこじ)」を予定する。
能のシテ(主役)は観世流の能楽師・小早川修さん。小早川さんは約20年にわたり阿佐ケ谷で子ども向け能講座を続けており、地域での伝統文化継承にも取り組んでいる。同会では、子どもたちが能に触れる機会づくりとして「子ども能講座」を毎年実施。秋から翌春にかけて能楽師の指導の下で謡や仕舞を学び、その成果を薪能の第1部で発表する。
4月18日には事前講座も開催する。能や狂言の基本や当日の演目のあらすじを解説するほか、能舞台や装束、面の説明、所作体験なども行う。
18時開演。料金は一般=4,000円、特別席=5,000円、小・中学生=1,000円。チケットはウェブサイトと阿佐ヶ谷神明宮社務所で販売する。