西荻窪の喫茶店「西荻イトチ」(杉並区西荻北2)で7月5日から、だるまイベントが開催される。
同店店主のイトウチエさんによると、7月8日は七転び八起きにかけた「だるまの日」。昔から願かけの縁起物として親しまれてきたが、最近では作り手が減り、産地も廃絶傾向にあるという。
全国の地方色豊かなだるまを紹介する同イベント。会場では、全日本だるま研究会会長のコレクションを放出するほか、新旧だるまの郷土玩具などを展示販売する。
東北地方のこけし工人(こうじん)が制作する木地だるまの展示販売、全日本だるま研究会公式キャラクターの山田るまさんも来店する。
販売予定の商品は、秋田中山人形の「だるま土鈴」、福島中湯川人形の「だるま」、姫路張子の「鉢巻だるま」など。
開催時間は12時~19時(会期中無休)。今月8日まで。
同店は紅茶と郷土玩具の店として昨年開店し、こけし勉強会や張り子絵付けワークショップなども開催。4月23日に1周年を迎えた。