高円寺の劇場「座・高円寺」で7月11日~22日、国内外の小さな舞台作品を集めた演劇フェスティバル「あしたの劇場『世界をみよう!』」が開催される。主催は、NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺(杉並区高円寺北2)。
高円寺で演劇フェスティバル開催-「石、棒、おれた骨」Photo by Andrew Wuttke
同劇場がオープンした2009年から毎年1回開催する同フェスは未就学児童も鑑賞できる作品を選び、今年は4作品を上演する。
同劇場広報担当の森さんは「子どもたちだけでなく、『劇場に行くのは初めて』というお父さんお母さんにも一緒に楽しんでいただける企画」と来場を呼び掛ける。
今回は、開館の年に初めて上演したデンマークのカンパニー、シアター・リフレクションの「さよなら、マフィンさん」を再び上演する。シアター・ノーアクラフトの「りんご」は、さまざまな光や音、動きを使いセリフはなく、2歳児から鑑賞できる。他に、カナダからバンクパペッツの「石、棒、おれた骨」、座・高円寺のレパートリーでカラフルなピンポン玉を使った「ピン・ポン」を上演する。
入場料は、大人(18歳以上)2,500円、子ども(小学生以上)1,500円、未就学児500円。世界をみよう!」パスポート9,000円は、期間中、大人でも子どもでも6ステージをみることができる。
会期中は、劇場ロビーで「本の楽市」を開く。高円寺を中心に12店が集まり、絵本や古書、雑貨を販売する。時間は11時~18時。入場無料。
休演日は7月16日・17日。問い合わせは、座・高円寺チケットボックス(TEL 03-3223-7300)まで。