高円寺北中通り商店街で7月23日~24日、地域の小学4年生~中学生を対象とした映像ワークショップが開催される。
同ワークショップ主催の高円寺北中通り商栄会(杉並区高円寺北3)では、アナログ放送の微弱電波を活用した「高円寺北中テレビ」を開局。今年1月に街頭テレビとして試験放送を行い、秋の本放送に向けて番組制作などの活動を続けている。これをきっかけに、映画監督の古新舜(こにい しゅん)さんと地元の行政書士、松本沙織さんが協力する形で今回の映像ワークショップを企画した。
講師を務める古新さんは東高円寺や高円寺に8年間住み、商店街を利用することも多いという。作品に映画「ノー・ヴォイス」などがある
古新さんは、「私たちの身近な場所は、自分たちにとっては当たり前の日常だが、外の人からの視点を通すと、素晴らしい歴史や文化などの潜在的な価値を見つけることができる。その価値を子どもたちの目線で気付き、表現していくことは、地域に対しての誇りを高め、次世代に向けた『地域愛』の伝承につながると考えている。仲間たちと映像を一緒に作り、絆や交流を深め合っていく2日間のワークショップに是非参加してほしい」と意気込みを見せる。
同ワークショップでは、「映像の楽しさを身体と頭の両方の側面から体感する」という。1日目は映像の歴史や仕組みを知り、物語を作るなどのプログラム。2日目は、カメラを持って外出、撮影した映像を編集するなどのプログラムとなっている。
予約は、高円寺北中通り商栄会のホームページで受け付けている。