西荻窪で11月3日から、アートイベント「トロールの森」が開催される。
昨年まで別開催の西荻窪まちなか企画と都立善福寺公園での野外アート展が統合し、「野外×アート×まちなか」として、西荻窪駅から善福寺公園までの地域をアートでつなぐ。
善福寺公園での野外アート展では、光彩照明デザイン工房による水辺と緑を生かした空間作品の展示や大坪光路の舞踏、伝統芸能や軽観劇など多ジャンルな身体表現が公募の20組のアーティストにより披露される。
西荻窪駅から善福寺のエリアでは極小ギャラリーでの9人展や、小学生の作品を約50店舗が展示するほか、東京最古のビリヤード場でのパフォーマンスやダンス公演、不要品を0円で売買する「0円均一善福寺商店街」などの参加型イベントなど13企画が開催される。
実行委員の渡辺さんは「路上の児童作品を観賞し、紅葉の始まった公園で現代アートの意味を問い、コーヒーを飲みながら野外ライブを観賞、帰りには古いビリヤード場で最先端のダンスに驚く。そんな風に楽しみながら、秋のひとときを過ごしていただけたら」と話す。
開催は11月23日まで。各企画の開催時間やパフォーマーの出演日時などはホームページで確認できる。