高円寺の北中商栄会が運営するユーチューブチャンネル「高円寺北中テレビ」で現在、杉並区の行政情報をロック調に伝える「ナカジマノブの行政ライブ!ライブ!!ライブ!!!」が公開されている。
ライブハウスなどに区の職員を招き、ロックバンド「人間椅子」のメンバーで高円寺在住のナカジマノブさんが質問を問い掛ける内容で、行政の堅いイメージを払拭し、若者にも関心を持ってもらうことが目的だ。
古書店バー「コクテイル」の狩野俊さんは、2014年の区長選の投票率が28.79パーセントと低かったことを機に、もっと区民に地域行政の関心を持ってもらおうと、企画を区に提案し実現した。
9月に配信した「地域包括支援センター」では職員らが介護に関する質問に答えた。「高円寺地域区民センター協議会」のスタッフが出演した2回目は、12月15日に配信され、活動内容などを説明した。
狩野さんは「面白く、楽しく行政情報を発信していき、若者に関心を持ってもらえるきっかけになれば」と話す。