高円寺のギャラリー「猫の額」(高円寺北3)で3月4日から、漫画家・イシデ電さんの個展「墨の猫」が開催される。
「私という猫」「逆流主婦ワイフ」「土曜ランチ!」「餅巣菓さんに呼ばれる」などの作品で知られ、自身のツイッターでたびたび愛猫を紹介する猫好きのイシデさんが行う同個展。猫漫画「私という猫」の読者から「生で見たい」とリクエストがあったことから開いた。
展示内容は、墨と水で猫の形を、言葉を書くように描いたという作品。ポスターカードやキーホルダー、湯飲みなどのグッズも販売する。「『電くじ』~太っ腹!グッズ購入で原画が当たる!~」や、イシデさん手作りのスタンプを使いオリジナルポストカードを作る企画、「セルフスタンプポストカード」なども行う。
イシデさんは「猫の体のしなやかさや柔らかさ、荒々しさ、規則と不規則、鋭かったりぼんやりしていたりおかしかったりと、くるくる変化する表情を墨と水で描いた作品を展示する。大金持ちの人はドンッと絵を、普通の人はポストカードを買ってもらい、1円も使いたくない人は絵か私に会いに来てほしい」と笑顔で話す。「猫の額には、ほかにもさまざまな作家さんの猫雑貨や猫作品があり楽しいので遊びに来ていただけたら」とも。
営業時間は12時~20時。木曜定休。今月16日まで。