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高円寺の漫画空間で「漫空カップ」-制限時間以内に漫画を描くイベント

手ぶらで行っても漫画を描ける環境が整う「漫画空間」店内

手ぶらで行っても漫画を描ける環境が整う「漫画空間」店内

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 高円寺の漫画を描ける漫画喫茶「漫画空間 東京高円寺店」(杉並区高円寺北2)で現在、制限時間内に店内で描いた漫画の内容を競う「第1回漫空カップ」が行われる。

デジタルで漫画を描くこともできる

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 名古屋本店に続く東京1号店として今年2月に開店した同店。席数はアナログ15席、デジタル4席。手ぶらで行っても漫画を描ける設備が用意されている。学生、社会人、プロの漫画家から子どもやカップルと利用客は幅広い。

 本店と東京高円寺店の共同開催となる同イベントは、6時間の制限時間内に店内で1~4ページの漫画作品を完成させ、その内容を競うもの。ネーム(コマ割りやセリフなどを示す絵コンテ)は事前に描いてもオーケーで、コマ数などの形式も自由だが、既存の作品をベースにした二次創作や18禁作品は不可。プロ・アマを問わず誰でも参加でき、期間中は一人何作品でも応募できる。

 テーマは「夏休み」と「漫画空間」の2つ。審査員は同店のオーナーや店長をはじめ、プロの漫画家が務める。大賞、優秀賞受賞者には副賞として全店共通で使える延長クーポン券などを進呈する。

 同店店長で漫画家の深谷陽さんは「高円寺店のリピーター客も増えてきたところで、地理的に離れた本店と共同のイベントができないかと企画した。漫画空間はプロアマ、上級者初心者を問わず誰にでも開かれた場所でありたい。イベントを通じて自分の思いや個性のこもった作品を人に見せる喜びを多くの人に感じていただきたい」と呼び掛ける。

 「漫画家としての仕事と店長としての仕事の両立は思っていた以上に大変だが、多くの方と触れ合い、多少なりとも役に立ったり喜んでいただけたりすることは大きなやりがい。漫画作りから編集者との関係やプレゼンテーションまで、自分の経験からアドバイスできるのが高円寺店の特色」とも。

 営業時間は11時~23時。同イベントは8月17日まで。

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