西荻窪に5月8日、ビストロキッチン「ルポン」(杉並区松庵3)がオープンした。
自家製クラフトソーセージと手作りポトフなどを提供するカジュアルビストロ。リンゴ・ブドウ・キウイ・トマト・セロリなどをビネガーに漬け込んだシロップの焼酎割り、ノンアルコールのビネガードリンクなども人気だという。
広さは約52平方メートルで27席を用意。地下1階で一人の女性客でも入りやすい空間にしたという。
店主の鈴木秀輔さんは居酒屋、レストランなど15の飲食店でホールやキッチンを経験。港区内の高級和食店を退職し、開業に至った。「東京に出てきて最初に住んだのが西荻窪で、街の雰囲気が好きだったのと、直感的にビビビッと来た物件に出会えたので」と西荻窪への開業理由を話す。
お薦めは「夏のクラフト乾杯セット」(酢サワーのセット750円、クラフトビールのセット1,450円)で、「野菜とナンコツのソーセージ」「砂肝入りチョリソー」、フレンチの「ブータンブラン(牛乳と鶏肉のふわふわソーセージ)」の中から1種を選び、ザワークラフトや夏野菜などを盛り付ける。鶏と香味野菜を3時間煮込んだ「季節野菜のポトフ」(1,180円)、「牛スジと牛スネ肉のポトフ」(900円)、「豚バラ肉のコンフィ~大葉のサルサヴェルデ」(900円)など。
鈴木さんは「焼き鳥屋や下町風居酒屋が林立する西荻窪エリアに、ありそうでなかったカジュアルビストロ。一人でも、仕事帰りに仲間とわいわいでも楽しめるお店。足を運んでいただけたら」と呼び掛ける。
営業時間は18時~翌3時(土曜は17時~、日曜は17時~24時)。「夏のクラフト乾杯セット」は9月30日まで。