高円寺・秋の文化祭として知られる複合型イベント「高円寺フェス」の参加店募集が今年も始まった。

古着の街・高円寺ならではの古着ファッションショーも開催

　同イベントは2007年より高円寺の古着屋の経営者やライブハウス店長などを中心に始まり、今年で8回目。昨年は11万人を動員し、参加店も過去最高の188店となった。

　イベント会場は高円寺一帯に広がり、人気アーティストを招いたミニライブやトークイベントのほか、駅前プロレスや「ゆるキャラまつり」なども同時開催する。ガイドブックやポスターに掲載するイメージイラストは本秀康さんが担当している。

　開催日は11月1日・2日。参加店の申し込みは公式サイト（実行委員会　TEL 03-3313-5589）で受け付けている。参加店の参加費は通常5,000円だが、早割が適用される7月15日までに申し込めば4,000円で参加できる。参加店の情報は4万部発行の公式ガイドブックやホームページに掲載する。

　約200店の参加店では両日、人気商品を100円で提供する「100円めぐり」や、店頭にしりとりのスタンプを設置する「しりとりスタンプラリー」を実施。参加者はしりとりを楽しみながら集めたスタンプの個数に応じて空くじなしの福引に挑戦できる。

　同フェス実行委員長の佐久間ヒロコさんは「高円寺には夏の東京高円寺阿波おどりをはじめ、冬の演芸まつり、春のびっくり大道芸と大きなイベントがあり、秋の高円寺フェスも含め高円寺4大まつりと呼ばれている。高円寺フェスでは来場者が店の方を向いて楽しめるイベントづくりに注力している。文化祭のように、ゆるく雑多なイベントを同時開催するのが高円寺らしい。ぜひ高円寺フェスをきっかけに来場者と店がつながってほしい」と期待を込める。