高円寺の馬橋小学校(杉並区高円寺北4)で2月13日から映画製作ワークショップ「松本花奈の映画教室」が開催される。
大学生映画監督の松本花奈さんが中高生を対象にレクチャーし、4日間で短編映画を製作する同ワークショップ。「孤独のグルメ」原作者の久住昌之さんと、その弟でイラストレーターの卓也さんによるマンガ制作ユニットQ.B.B.が著作の「とうとうロボが来た!」を映像化する。
講師の松本さんは1998年生まれで、中学生のころに映像制作を始めた。初長編監督映画「真夏の夢」が映画甲子園で最優秀賞を受賞し、史上最年少でゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015・フォアキャスト部門で上映。最新作「脱脱脱脱 17」はゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016で審査員特別賞と観客賞を受賞した。
ワークショップ参加者は演出班、技術班、美術班に分かれ、構成から準備、撮影まで全てを体験する。撮影にはブラックマジックデザインが提供したシネカメラを使い、プロの現場と同等の撮影環境で学ぶことができるという。19日にはQ.B.B.のトークショーと作品の上映会を行う。
松本さんは「映画作りを通して、参加してくれる皆さんには映画に限らず何かを伝えることの楽しさを知ってもらい、自分自身も面白いことを発見したい」と参加を呼び掛ける。
2月13日、15日、17日(以上16時30分~18時)、19日(9時~17時30分)の4回授業。参加無料。対象は東京近郊の小学校5年生~高校2年生で、定員は20人ほど。申し込みはホームページで受け付ける。