高円寺の純情商店街に2月14日、ミニシアター「UnKnown(アンノウン)シアター」(杉並区高円寺北2)がオープンした。
渋谷で年2回開催される短編作品に特化した独立系映画祭「オイド短編映画祭」の実行委員会が開いた同館。映画用のスクリーンを備え、短編映画の上映や音楽ライブ・お笑いライブの上演を行う。席数は28席を用意する。
今月26日は、フリーのビデオカメラマンの河合承平さんが監督した短編映画「カフェ・マジックランタン」を上映。一人の女性が「夫の暴力」に立ち向かう決断をするまでを描いた29分の作品だ。昨年12月に開催された「第8回オイド短編映画祭」で上映されたのがきっかけで今回の新設シアターでも上映が決まった。当日は過去2作品の上映と、河合さんへの質疑応答や雑談タイムを設けるという。
河合さんは「短編映画の魅力は作り手の実験精神や哲学が感じられること。作り手の考えを直接聞いて、会場内の人同士で意見をぶつけ合うなんてこともあったら面白い。短編映画の魅力をもっと身近に感じてもらえるきっかけになれば」と来館を呼び掛ける。
開催時間は13時~16時。料金は1,300円(要ワンドリンクオーダー)。