高円寺の銭湯「小杉湯」（杉並区高円寺北3、TEL 03-3337-6198）で4月28日に開催される「プレミアムフライデー銭湯（プレフロ）」に、「KIFRUITS TOKYO（キフルーツ・トーキョー）」（高円寺北3）が出張販売を行う。

「KIFRUITS TOKYO」が販売するスムージーのイメージ

　2月から導入された「プレミアムフライデー」にちなみ、「小杉湯」と「バスクリン銭湯部」が「月末の金曜日はちょっとプレミアムなお風呂を」をテーマに開催する同イベント。前回は「高円寺麦酒工房」が出張し生ビールを楽しめる企画を開催し賑（にぎ）わった。今回は「KIFRUITS TOKYO」がオーガニックフルーツを使ったスムージーを提供する。

　昨年10月から小杉湯で働く3代目の平松佑介さんは「1933（昭和8）年に小杉湯が開業して、その周りに街ができ、その時代は市民の衛生を保つ公衆浴場として高円寺を支えてきた。現代は若いお客さんも増え、レジャーやリラクセーションの目的で訪れてくれている。今後は新しい切り口で、地域のお店や人々をつなげられるような場にしていきたい。プレフロはその取り組みの一つ」と話す。今回の企画については「お風呂に入って『健康』になることと、オーガニックの材料を使った料理を提供するキフルーツさんも『健康』をテーマに共通する部分があり、コラボレーションを提案した」と経緯を話す。

　イベント風呂では「きき湯アロマリズム（クリアリングヴァーベナの香り）」の入浴剤を入れた「ちょっとだけぜいたくなお風呂」を用意。女性限定で美容液「美漢精」シリーズのテスターを脱衣所に設置するほか、先着100人に美容液・洗顔料・クレンジングの試供品を進呈する。国産フルーツをミックスした「フルーツスムージー」（300円）は50杯限定で用意し、待合室で販売する。

　平松さんは「ちょっとぜいたくな体験をしに、小杉湯に遊びに来てほしい。これからも横のつながりをつくっていけるようなイベントを開催していければ」と意気込む。

　営業時間は15時30分～翌1時45分。フルーツスムージーの販売は16時から（無くなり次第終了）。