阿佐ヶ谷と荻窪駅周辺の飲食店などで5月16日から「阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り」がスタートする。
一日券を購入することで、全参加店でドリンク1杯が無料となる同イベント。今回から荻窪エリアの11店が加わり、過去最多の115店が参加する。
実行委員長の森口剛行さんは荻窪まで参加店を増やした理由について、「中央線沿いの駅はそれぞれの街が独自の雰囲気を持っていたり、住んでいる人の層も微妙に違ったりしていて、『近いのに遠い』ように感じている人も多いはず。せっかく隣の街なので、知らないのはもったいない。ちょっとだけ足を伸ばしてみたら、すてきなお店と巡り合えるかもという気持ちから」と話す。
今回は銭湯「天徳泉」(阿佐谷北2)で入浴してからチケットを購入した先着50人に「ヘパリーゼ」を進呈する企画や、チケット売り場で夫婦での参加を申告すると得られる特典も用意。杉並区の交流自治体、静岡県南伊豆町とコラボレーションし、名産の「タカベの干物」と「甘夏」の料理やドリンクを提供する店も20店ある。
前回に引き続き、一日券には飲食店で使える「おつまみ券」1枚と飲食店以外のネイルサロンや雑貨店、古本屋などでサービスを受けられる「よりみち券」1枚が付く。5杯飲める「ちょい飲み券」も用意。通常開催のほか、20日には「全国的にもめずらしい」という一人でしか参加できない「一人飲み屋さん祭り」も開く。
森口さんは「荻窪のお店にも協力いただき、さらににぎやかなイベントになるはず。フェイスブックページではお店の紹介動画も公開しているので、今からどの店に行こうかと楽しみにしてもらえれば。阿佐ヶ谷も荻窪も、より楽しくすごせる街になれば」と参加を呼び掛ける。
一日券の料金は前売り=3,500円、当日=4,000円、ちょいのみ券は2,000円、一人飲み屋さん祭りの参加費は当日券のみ3,500円。当日券はスターロード集会所、串カツ屋エベス、よるべ前で販売する。今月18日まで。