杉並区立柏の宮公園(杉並区浜田山2)に5月20日、東京2020オリンピックフラッグ・パラリンピックフラッグが到着し、歓迎セレモニーが行われた。
水泳選手の伊藤華英さんと区内在住のパラリンピック陸上選手大西瞳さん
昨年10月、東京都青ヶ島村からスタートしたフラッグツアーは、東京2020オリンピック・パラリンピックを盛り上げることを目的に都内の各市区町村や東北3県を巡回している。
同日、公園では「身近にあるみどりに親しみ、みどりと遊び、みどりについて考える」をテーマに植木販売やワークショップ、模擬店が出展する「みどりのイベント」が開かれ多くの来場がある中、セレモニーが行われた。
高井戸中学校吹奏楽部のファンファーレでスタートしたセレモニーでは、フラッグツアー・アンバサダーで水泳選手の伊藤華英さんが、田中良区長と井出隆安教育長に2枚のフラッグを手渡し、来場者からは大きな拍手が送られた。伊藤さんは「東京2020大会をみんなで盛り上げ、各国の選手が活躍できるよう応援し、杉並区からも大会で活躍する選手が現れるとうれしい」と話した。
「パラスポーツの体験会」も開かれ、区内在住でリオディジャネイロパラリンピックの「女子走り幅跳び」6位入賞、「女子100メートル」8位の大西瞳さんが登場し、スポーツ義足を紹介した。
同フラッグは今月23日まで「上井草スポーツセンター」(上井草3)、24日・25日に「杉並区役所 ロビー」(阿佐谷南1)に展示される。