高円寺の「氷川神社」(杉並区高円寺南4)の境内社にある日本で唯一の「気象神社」で5月24日、「スクーバダイビングの日」にちなみ、ダイビング教育機関12社が好天祈願を行った。
好天祈願はこれから迎えるダイビングのハイシーズンに向けて、天候安定や安全潜水とダイビングの普及を願って行ったといい、今年で2度目の実施となる。
「スクーバダイビングの日」は「Go(5) To(2) Sea(4)」の語呂合わせから、スキューバダイビングの認定証「Cカード」を発行する「レジャーダイビング認定カード普及協議会」が制定し、日本記念日協会が認定した。
パディ・アジア・パシフィック・ジャパンの広報、鴫谷隆さんは「昨年の夏は好天に恵まれて海のコンディションが良い日が多かった。協議会に加盟するダイビング教育機関全体でのCカード取得者数が一昨年より4.8%増加したので、祈願を行ってよかった」と話す。
祈願は女性禰宜(ねぎ)の祝詞の後、参列者による玉串奉奠(ほうてん)、げたをかたどった絵馬の奉納を行った。その後にお札とカード式の必天気お守り、昨年11月から販売を始めたという「てるてる守り」を授かっていた。
鴫谷さんは「今年も夏のハイシーズンの好天と海の安全をお願いした。間もなくシーズンがやってくるので思いっきりダイビングを楽しんでいただければ」と話す。